ビジネス上必要な人材等の出入国についてのタイ・ベトナムとの間の「レジデンストラック」の手続きについての説明会が開催されました。

先日来、政府にて検討されておりました「国際的な人の往来再開の段階的措置」について、入国までの具体的な各種条件・手続きの内容についての説明会が、出入国管理庁、外務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省合同で、8月6日にオンライン配信にて開催されました。

※8月6日より一週間程度限定で、説明会動画が公開されています。
この手続きの現時点での対象国は、ベトナム・タイのみとなりますが、順次対象国が拡大するようです。

説明会にて発表された、手続の主な条件は以下の資料に記載のとおりです。

説明会資料を見る

この中で、技能実習生または特定技能外国人の受け入れに関連する部分を以下抜粋いたします。

① 技能実習生の作業内容が「移行対象職種・作業」に該当すること

② 現地出国前72時間以内に、現地の医療機関等で検査証明を取得すること。

③ 入国後、14日間の自宅・宿泊施設等での待機し、人との接触を回避すること。

※宿泊施設は個室である必要があり、風呂・トイレ共用は不可です。

④ 14日間、LINEアプリを通じ、厚生労働省へ健康状態の報告を行うこと。

※外国人材一名ごとに携帯端末1台を用意することが求められます。

⑤ 接触確認アプリ(COCOA)のインストールを行うこと。

⑥ グーグルマップ等を利用し、位置情報を保存すること。

などがあり、これらについて誓約書の提出等がもとめられる形となります。
なお、誓約書には受入企業・団体の署名押印が必要となっています。

弊組合といたしましても、上記の感染対策を踏まえて、技能実習生の入国再開に向けた準備を進めて参ります。

なお、実際の入国につきましては、上説明会にて、国土交通省より、各航空会社の運航再開が必要であるが、現時点で見通しはまだの旨説明されました。
現時点での具体的な入国日などの調整は難しい状況となっておりますが、各航空会社などに確認し情報が取れ次第発信いたします。

今後も、情報に注視し、皆様にご案内させて頂きます。

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